喰い切りと名乗り乍ら、喰いきれん位料理を出すと怒られます。
己が、大食漢なのでついつい大きく包丁しすぎる事は確か。
最後まで召し上がって頂けます様、気を遣りながら適正な量をご提供する事を心がけます。
そもそも喰い切り料理とは
そもそも喰い切りとは,大阪料理を指すものと心得ます。
武家社会の江戸料理では、武士は喰わねどの精神から宴席の料理は持ち帰る事を旨とし、そのため味付け濃く形を整えた料理が並ぶのに対して、
上方では、材を生なりに活かし器の上には、食べられない物を盛らず、その場で喰いきる食いきれる料理に仕立てる様献立を、構成いたします。
その事から上方料理を喰い切りと称すようになったと聞いております。
真に岡山の喰い切りを心がけながら
お客様のお顔を拝見しながら料理をご提供できますカウンターの中から、真に岡山の喰い切りを心がけながら本日も包丁を執ります。